萩吟行

   広島ランブルメンバーの句

                定例句会、吟行句の高得点句より
  
    門司吟行
                 2021年
        


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2020年
   

   定例句会
    
    1月(ネット句会)
     日の中に寒梅ららら咲いて白(兼題:寒梅)
     バラードのサビゆたかなる息の白
     
    2月(ネット句会)
     佳き噂うぐひす餅に噎せながら(兼題:鶯餅)
     一滴の音に始まる雪解かな

      
 山籟を縦に束ねて瀧凍てる

    3月
     京雛や袖垣に差す日の甘さ(兼題:雛)
     古戦場と聞きたる野辺の青き踏む
     雛壇もつかまり立ちの一つかな    

   4月
     出陣の顔して孫は新社員
     「ミサソレムニス」四月の空の震へをり
     飼い猫に残る野生や忘れ霜(兼題:忘れ霜)
     別れ霜次の幸せ取りに行く(兼題:忘れ霜)

   5月
     廃村を巡る瀬音や踊子草
     たかんなや水の滴る無精髭
     母の日や母の知らざる街にゐて(兼題:母の日)

   6月
     レース編みこころ模様を整へり
     背筋がプールの水を割つていく
     薫風に肌甦る畑仕事
     芍薬の雨後の乱れや晶子の忌

   7月
     逆上がり夏雲にドロップキック
     万緑を背負いて軽き山路かな(兼題:万緑)
     
   8月
     玉の汗オリンピックの無観客
     万の向日葵沈黙といふ抗議
     刷毛雲の青に溶けゆく今朝の秋(兼題:立秋)
     風鈴や逢魔が刻の風の道

   9月
     秋雨に傘独りといふ結界
     散ると云ふ美へのオマージュ大花火




   あつ子
    瑞憲



   新治
    苦楽

   千恵子


   新治
   千恵子
   瑞憲


   はるか
   苦楽
   瑞憲
   晶子


   新治
   あつ子
   奈央子


   晶子
   瑞憲
   孝女
   苦楽


   瑞憲
   千恵子


   五郎
   瑞憲
   苦楽
   晶子


   瑞憲
   苦楽
 
  吟行
   2月(ネット吟行 2月23日の中国新聞一面記事より)
    すめろぎを寿ぐ国旗草青む
    啓蟄や紙面の活字動めける

   3月(メンバー二方の結婚を祝いて)
    幸せのいま囀りの二重奏 
    うつくしき日や神奈備の山笑ふ
    春の日の新芽の如き門出かな

   花見リバークルーズ
    鐘の音や落花ひとひら祈りへと(偵子の像)
    春風やSUPの櫂の間の緩び 

   5月(ネット吟行:世界遺産石見銀山)
    万緑や石見の国の赤瓦
    羅漢像笑顔泣顔若葉風  

   6月(ネット吟行:津和野)
    興亡を語る城址や靭草
    梅雨深し津和野に隠れ切支丹

   7月(夏の海を愛でる-宇品公園)
    晩夏光出船入船元宇品
    潮寂びの浜の砂紋や夏の果
    岩礁は波の社交場夏の昼

  8月(コロナの為恒例のビアパーティを取り止め)
    
  

 
   苦楽
   千恵子


   主宰より祝電
   新郎:新治
   新婦:奈保子


   苦楽
   新治


   苦楽
    千恵子



   苦楽
   豊月


   瑠美子
   苦楽
   新治