いろいろな仏像と古保利薬師の仏像


 
仏像を分類すると、

 

  にょらい 
 如来様 
  しゃか    やくし      あみだ          だいにち
 釈迦如来 
薬師如来 阿弥陀如来 大日如来
  ぼさつ 
 菩薩様
  もんじゅ   ふげん   かんのん   じゅういちめんかんのん  せんてじゅういちめんかんのん
 文殊菩薩 普賢菩薩 観音菩薩(
十一面観音菩薩 千手十一面観音菩薩) 
 
せいし       にっこう      がっこう      じぞう       みろく       こくうぞう
 勢至菩薩 
日光菩薩 月光菩薩 地蔵菩薩 弥勒菩薩 虚空蔵菩薩 
 みょうおう 
 明王様
             ふどう       こんごうやしゃ    ごうざんぜ   ぐんだり        だいいとく        あいぜん     くじゃく
 五大明王(不動明王 金剛夜叉明王 降三世明王 軍茶利明王 大威徳明王) 愛染明王 孔雀明王  
  てん
  天 
  してんのう じこく   ぞうちょう こうもく  たもん   びしゃもん じゅうにしんしょう ぼん たいしゃく きっしょう  べんざい
 
四天王(持国天 増長天 広目天 多聞天) 毘沙門天 十二神将  梵天 帝釈天 吉祥天 弁財天

 
  仏像ガール:廣瀬郁実著・西山厚監修『仏像の本』の第3章「仏像の世界を知る」に紹介された仏像を表にしたものです。

  青字は、古保利薬師に現存する仏像です。
  
  「天」は仏様を守る兵士です。兵士の姿で、武具を持っていますが、広い意味で「仏像」と申します。

                      あしゅくにょらい         びんずるとらじゃ
  ほかに、古保利薬師には、阿閦如来、十六羅漢(賓頭盧突羅闍)があります。

 そして、同書の「仏さまと仲間たち」によると、如来様が教え導くファミリーがあります。これも表にすると

 釈迦如来  文殊菩薩 普賢菩薩 梵天 帝釈天  
 薬師如来  薬師三尊(薬師如来 日光菩薩 月光菩薩) 普賢菩薩 十二神将 梵天 帝釈天 
 阿弥陀如来  阿弥陀三尊(阿弥陀如来 観音菩薩 勢至菩薩) 
 大日如来  五大明王 四天王 梵天 帝釈天 



 ◎薬師如来四天王が仕える組み合わせもあるようです。
 
 仏像を研究しておられる友人から教えていただきました。
 (1)伊豆 南禅寺    薬師如来、二天王      ご参考:「伊豆を守護する仏たちー忿怒の仏」発行・上原仏教美術館
 (2)会津 勝常寺    薬師三尊、四天王
 (3)宮城 双林寺    薬師如来、二天王
 これらは薬師如来と天部(四天王、二天王)の組み合わせです。
 いずれも、9世紀の作と言われます。
 そして、薬師三尊や天部の服装やポーズが古保利薬師の仏像と非常によく似ています。
 この時代に、この組み合わせが全国に広まったものと推察されます。
 それぞれの仏像について、ネットを開いてご覧ください。
 

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