仏像の大きさ


  「古保利薬師の本尊「薬師如来座像」は「半丈六」の座像です
      (「新指定重要文化財3解説版・毎日新聞社)

  仏像の大きさには独特の基準があります。
  仏の背丈は、普通のインド人の2倍の約1丈6尺あったという言い伝え(法典)があります。
  1尺=30・3cm(唐尺、1丈=10尺)とすると、約4.85mになります。
  これは立像の大きさ。座像はその半分になります。
  従って、「半丈六」の古保利薬師の本尊薬師如来座像は約1,21m、立てば2,43mということになります。
  
  実際の古保利薬師の仏像の大きさは、
    薬師如来座像      122.0cm
    月光菩薩立像      142.8cm
    日光菩薩立像      134.4cm
    十一面観音立像(大)  189.7cm
       同      (中)  168.2cm
       同      (小)  149.5cm
    千手観音立像      178.1cm
    吉祥天立像        163.8cm
    四天王立像        124.8cm
       同           120.5cm
       同           127.3cm
       同           123.0cm
        (三宅昭典編著「仏像の鑑賞」から)

            古保利薬師の仏像(薬師如来座像)に戻る