ランブル広島の会 メンバーの句 2016年6月号(No220号)より 金毘羅の八百段目風光る (推薦句) 鍬の柄の春の泥なる黒びかり 淡海なる優しき雨や麦青む シャガールの空を点々鳥帰る 残業の帰路にスピカを探す春 啓蟄の土の温もりたしかなり 春時雨見舞ひの夫の帰路案ず 輝ける春の星座や峡の闇 散り際の紅梅も良し二人径 啓蟄や命は迷ふ術を持ち 雛飾る終の栖に椅子二つ やはらかな余白残して雛納め 回覧板届け背戸より初音かな 琥珀集より 蓮江 洋子 苦楽 千恵子 新治 はるか 瑠美子 孝女 正景 一葉 豊月 あつ子 孝子 翠玉集、日差子集より 男前(ハンサム)と見し人老いぬ朧の夜 孝女