シリーズ 34  ・
  
   ゴギ  ヤマメ の渓谷   ・ 




 野口雨情さんの大朝小唄
 「 秋の矢淵はエ  あかねの紅葉セ 
       チョイ  チョイヤサ
   色もなつかし  錦織る 
        ヨーソレナ  錦織る   」
        やぶちだに
 と詠われた矢淵谷

 江川の本流・可愛川の最上流は
 大朝盆地には珍しく急峻な地形
 谷合を流れる水は冷たい。

 昔からゴギが棲む
 もともとは海と行き来する鮭や鱒の類だったが、
 地球の大変動で内陸部に取り残されたとか・・・

 最近はヤマメが放流され、
 渓流釣りには絶好の釣り場




 筏津の里からこの渓谷にかけて
 ヤマメを放流

 可愛川漁業協同組合
 3月1日の解禁
 
 組合では冷たい流れに入り、
 瀬ごとに丹念に放流

 上から太いホースで
 ヤマメを流し込む

 漁には鑑札が必要です。
 ヤマメだけなら、年間5200円
 可愛川漁業協同組合
 0826−72−2125











        

  平成17年3月1日に解禁 

  雪の中のヤマメの渓流釣り
   石つたいに川を上る
   渓流釣りの醍醐味だ。
   海釣りに比べ、足腰が丈夫でないと。
   多く釣った人も、そうでない人も・・・・



















 
 平成23年3月1日
 可愛川上流の
 山女釣りの解禁

 筏津の里も
 朝は暗いうちから
 川添の道に車が止まり、
 場所取り

 けっこう釣れているようで、
 大型も混じっていました。

 雪解け水で水量は多い。
 ただ、護岸がコンクリートで殺風景
 矢淵谷のような雰囲気はない







 可愛川最上流の渓流には、
 天然のゴギが生息
 保護のため別途に漁業権を設定

 この地域は大谷と言い、旧芸北町ですが、
 小学校は旧大朝町の筏津小学校へ
 大谷地域の小学生は、時々、ゴギを弁当のおかずに。
 よしと思い、竹を切って釣竿を作り、
 お店で針やすじ(釣り糸)を買って、釣りに行った。
 せいぜい1匹か2匹だった。

 ゴギについては、いろいろとホームページがあります。

 横断幕にあるように、地元の大谷集落活性化クラブ
 (大谷川天然魚種保護育成推進委員会・可愛川漁協)
 が管理・・・毛バリ釣り専用区でゴギは2匹まで
 鑑札の販売は地元で 問合せ08263−8−0288





 囲炉裏で
 ゴギの塩焼き
 厚みと歯ごたえがあって絶品













これも
 ごぎ  です

山女は2〜3年程度の生息ですが、
ごぎは5年、それ以上生きます。
大きくなると、こんなに大きくなります 
   右上の缶は、電池じゃないよ  缶コーヒーだよ
刺身も十分とれる。
ただし、これは養殖もの

川にも、大きいのがいるが、
こんなに大きいのは、いない。

保護区にして、
こんなのも釣れるようになれば・・・・
地元で採卵、養殖して研究されています。
  太公望さん、ご期待ください




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