地方自治を確立する会
  
 代表 杉本武信

 発行 2008・10・15

第25号(子育て支援)

本町の出生数は、年々減少しています。

 年度  14年度   15年度   16年度   17年度   18年度   19年度 
 出生数
  (全町)
 176  174  145  156  146  131
 芸北地域    21人   21人   17人   13人    8人   −
 大朝地域   21   36   21   20   20   −
 千代田地域   109    92   93  108   98   −
 豊平地域   25   23   17   19   19   −

    ※地域別の人数は平成19年における年齢別(4月2日〜翌年4月1日)の人口です。
      転出入があるため、出生数とは必ずしも一致しません


一方で、保育所保育料の滞納は多額になっています。

 19年度    収入額   収入未済額 
 保育料    1億4529万円      611万円 

従来の感覚では考えられないことです。
この背景に、何があるのでしょうか。
                            
 
  このままでは、12年後には出生数が100人を切り、
 人口は現在の20800人から、
      20年後に15000人に、
      30年後に13000人になるという
             人口推計があります。
                      (広島県)











<考えられる理由>
 高度成長時代は、人出不足で、初任給は上昇しました。
 しかし今日では、賃金が低い中国などとの競争下にあって、若者の賃金は比較的安いようです。
 一方、生活の多様化(自動車一人1台、核家族化で借家、携帯電話など)で
生活費はかさんでいます。
 若者の生活は決して楽ではなく、結婚を躊躇する、共稼ぎでやっとで出産を控えるといった状況
があります。
 保育料の滞納も、単なるモラルだけの問題ではないように思われます。


  <保育料 比較資料>
 所得税非課税・町民税非課税世帯
   (母子世帯等を除く)
 所得税非課税・町民税課税世帯
   (母子世帯等を除く) 
   所得税額
        72000円未満世帯
 乳児 1.2歳  3歳 4・5歳  乳児 1.2歳  3歳 4・5歳  乳児 1.2歳  3歳 4・5歳
北広島町
 (調整後)
   6300
        
 0
4200
   
4200
   


  13600
    
9200 
    
11500
 
7300
11500
 
7300
  31100
    
29200
29000
 27200
24000
22500
県単純平均    4770 3362 3327    14700 12031 11957    28750 24384 23910
広島市       0    0    0     9200  7250  7250    23850 19850 19850
安芸太田町    6300 4200 4200    15600 13200 13200    24000 21600 21600
安芸高田市    5000 3000 3000    17000 13000 13000    30000 24000 24000
合併前の

旧芸北町
7600 1歳
7600
4000 3200 15
900
1歳
15
 900
10
 450
6700 28
 900
1歳
28
 900
19300  9650
2歳
6600
2歳
13
 850
2歳
25
 000
合併前の
旧大朝町
   7500 5000 5000    17500 13500 13500    38000 34000 34000
合併前の

旧千代田町
   7500 5000 5000 町民税額により
   33500 30300 4歳
28400
   16000   12000
   17500   13500
   18000   15000 5歳
19000
合併前の

旧豊平町
   8100 5400 5400 町民税額により 30
 260
30
 260
27560 26590
   15790    13360
   16670    14100
   17550    14850


 所得税額 
    180000円未満世帯
 所得税額
     459000円未満世帯
所得税額
       459000円以上
 乳児 1.2歳  3歳 4・5歳  乳児 1.2歳  3歳 4・5歳  乳児 1.2歳  3歳 4.5歳
北広島町
 (調整後)
   42700
     
40900
40600
 
37300
24000
24000
   56000
    
53700
40600
 37300
24000
 
24000
   56000
    
53700
40600
 
37300
24000
 
24000
県単純平均    44500 30003 28694    55901 32916 31203    60499 33902 32167
広島市    46950 25300 25300    55450 30300 30300    57250 31250 31250
安芸太田町    33300 31100 31100    38400 36500 36500    40000 38500 38500
安芸高田市    42000 28000 28000    56000 34000 34000    64000 37000 37000
旧芸北町 40800 1歳
40800
28100 11650 60000 1歳
60000
39000 11650 60000 1歳
60000
39000 11650
2歳
35400
2歳
52000
2歳
52000
旧大朝町    40000 36000 36000    40000 36000 36000    40000 36000 36000
旧千代田町    54000 36500 4歳
30600
   67000 36500
4歳
30600
   67000 36500 4歳
30600
5歳
19000
5歳
19000
5歳
19000
旧豊平町    45000 37910 33480    60660 39040 33480    60660 39040 33480
                     (註)所得税額の区切りが県平均・広島市・新町・旧町によって異なり、さらに細かく
                        区切られている市町もあるのでお含みください。
     
 19年度の保育所運営費は7億5381万円、その財源として国からの普通交付税交付金、国の負担金や
県の助成があり、保育料は1億4529万円で所要額の約20%です。

@ 県内市町の単純平均との比較
    本町の保育料は概ね県平均ですが、低所得者層で高く、高所得者層で安いようです。

A 広島市との比較
    本町は広島市と比べ、低所得者層は高く、高所得者層は安いようです。

B 旧町との比較
    合併協議により決められたものですが、
    旧芸北町の時は保育料が安く、新町に移行してかなり高くなったようです。
    他の旧町については、合併により概ね安くなっているようです。

C 安芸太田町や安芸高田市との比較については、ご検討ください。


     

    (私立)さつき丘保育所                  (町立)芸北つくし保育園
                       (雄鹿原)                          (川小田)



      

    (私立)大朝保育所                      (町立)新庄保育所



     

    (私立)蔵迫保育所                       (町立)川戸保育所



     

    (町立)南方保育所                      (私立)ルンビニ園保育所
                                                        (有田)



     

    (私立)壬生保育所                      (町立)本地保育所



   

   (私立)双葉保育園                       (私立)都谷保育所
                   (志路原)                              (戸谷)



 

    (私立)吉坂保育所
                      (阿坂)

北広島町の子育て支援策
  ★ 子育て総合マップの作成(子育て支援策の全体を案内)
       子育て支援室の設置
  ★ あんしんの子育て
       延長保育の拡大
       子育て支援センター(芸北1・大朝1・千代田1・豊平1)
       こども園・つどいの広場(八幡)
       病後児保育室ユーカリ(千代田)
       放課後児童クラブ(大朝1・千代田3・豊平3)
       放課後こども教室(芸北5・大朝1・千代田2・豊平2)
  ★ 相談ネットワークづくり
       育児講座、子育て相談、乳幼児健診
  ★ 妊婦健診
       妊娠初期から分娩まで14回が望ましい、そのうち5回公費助成
           

 新聞によると(2008年10月29日)・・・・・・・
   政府方針=妊婦健診14回分無料〜本年度から公費負担     

      公費負担は、現在、全国平均5.5回分
      追加経済対策に盛り込む
      必要経費の2分の1を国が補助、残りを自治体が負担
      妊婦健診は、1回当たり5000〜10000円程度かかる
      これまで、健診が負担となり健診を受けないため、いざ出産という時、        
      病院へ飛び込みとなり、 たらいまわしの原因ともなっている


  ★ 乳幼児医療費
       小学校入学前 負担金1日につき500円、 同一月14回まで、それ以上は通常の自己負担
       小学校入学後は、通常の自己負担


  <先進事例>

 福島県田村市「少子・子育て支援対策プロジェクト
             年間出産数=3年間で290人から320人へ増加を目標に        
   @保育料        4,5歳無料化
   A放課後児童クラブ  無料化
   B乳幼児医療費    小学校6年生まで無料
   C妊産婦(妊娠4ケ月〜分娩した月) 医療費助成

      (註) 総務省の頑張る地方応援プログラムの支援事業で、試行的な面があります。    


                                                    (08.10.15)



 平成21年7月に改正された保育料の軽減措置

 保育料は平成21年7月7日に改正され、軽減が図られました。
 上記の保育料の表の金額欄の赤い数字が新しい保育料です。
 所得税額の階層区分が変わっていますので、一概に比較できません。所得税の区分に示された額についての従前との比較と受け止めてください。なお、新しい保育料は、北広島町例規集を開いて、北広島町保育料徴収規則をご覧ください。
 軽減が図られましたが、依然として旧芸北町の水準より高い層があります(旧芸北町の青い数字
 広島市や安芸大田町と比べても高い層があります。(緑の数字



平成22年5月1日現在の保育所・こども園に児童数 (6月議会提出資料から)

 保育所 定員 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳
さつきケ丘
  保育所
 20
 0
 2
(1)
 4
 3
 4
 7
 20
 (1)
芸北つくし
  保育所
 30  4  1  2  3  8  5  23
大朝保育所
 60
 2
 6
 5
(1)
12
 
15
(1)
17
 57
 (2)
新庄保育所  40  0  3  5  9  7  6  30
蔵迫保育所
 60
 1
 4
 
 9
11
16
(1)
17
 58
 (1)
ルンビニ園
  保育所
120
 
 5
18
25
28
33
26
135
壬生保育所 100  4 13 12 28 28 25 110
川戸保育所  20  2  4  3  5  3  6  23
南方保育所  30  3  1  6  1  8  2  21
本地保育所
 60
 0
 8
 8
 6
(1)
12
13
(1)
 47
 (2)
吉坂保育所
 45
 2
 
 8
(1)
 6
 9
(1)
 9
 9
 43
 (2)
都谷保育所  20  1  4  5  2  6  3  21
双葉保育所
 20
 1
 2
 2
 5
(1)
 6
 5
(1)
 21
 (2)
町外の
  保育所へ
 1
 1
  2
保育所 計
635
 25
75
(2) 
 92
(1)
122
 (3)
155
 (2)
142
 (2)
611
 (10)
八幡こども園  10   0   0   0   2   1   5   8

 註 ( )の数字は、広域入所で、他地域(町内の他地域若しくは町外)からの入所・・・内数ではなく外数

<概要>
 @ 4,5歳は概ね、小学校へ入学する児童数の概数と思われる。
 A こども園については、認定こども園を。八幡地域について特に設けられたもの。

 

 八幡こども園は、八幡小学校に付設
   中央の小学校の建物の右の建物








                                                   (10.7.8)

           (以下、編集中)

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