特集  31 
    C型肝炎対策                
      

(1) C型肝炎について

 C型肝炎は、血液内のウイルスが増殖して肝臓が犯され、進行すると肝硬変や肝がんになる恐れが
ありますが、自覚症状がないため感染していることを知らない人も多い。
 感染した血液が他の人の体内に入ることにより感染しますが、ウイルスが発見されたのもこの20年
余り前のことで、それまでは輸血や注射などを介して感染していたケースも多く、血液製剤による感染
について国と訴訟問題にもなっています。
 治療としては、インターフェロンによる方法がありますが、これまでは治癒の率が低いうえ、インター
フェロンを使用する期間は副作用で体調を崩すことも多く、躊躇される方もありました。
 ところが近年、医療が進歩して、確率が高くなり、積極的にインターフェロンによる治療を進めるべき
との世論が起こっています。
                                      参考  C型肝炎 
(2) 本町の状況

 感染の状況は、すべての人が検査している訳ではないので定かではありませんが、一般に人口の
2〜3%程度が感染していると見られています。 
 本町の場合、検査の結果でみると、平均よりやや高い率が出ていますが、特に高い地域があり、
対策が懸案となっていました。

(3) インターフェロンによる治療
  インターフェロンを皮下注射しますが、例えば 1瓶 100μg(マイクログラム)/0.5mlで
 約3万円余り、3割患者負担で9300円、これを週1〜3回、一般に6ヶ月以上注射する必要
 があり、患者負担は50万円以上になります。
  自己負担が約8万円を超えると高額医療費の助成を受けることができますが、超えない部分の
 約8万円が数ヶ月に及ぶと多額になるわけです。、
      8万円×6ヶ月=48万円





<町議会>

 平成19年9月議会において、国へ意見書を提出することを議決、直ちに国へ提出しました。

     提出先 
           衆議院議長、参議院議長
           内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣














                                                (07.10.13)


 一連の薬害肝炎訴訟(全国5ヶ所で争われている
               ・・・・・汚染された血液製剤フィブリノゲン投与によるC型肝炎感染)
    10月24日の衆議院厚生労働委員会
          ・・・・・舛添要一厚生労働大臣 「年内に和解したい」と発言

    10月26日 舛添要一厚生労働大臣
            「薬害肝炎に限らず全てのC型肝炎について治療費を国でみることを検討中」
                  <テレビによる情報につき、確認を要す>
                                               (07.10.26)

○ 10月28日 中国新聞
     「肝炎治療7年助成 厚労相表明 年10万人見込む 負担1000億円越す
        ・・・・・B型、C型肝炎患者が抗ウイルス薬インターフェロンを使って治療する際の
           医療費助成を7年間実施する・・・・・
        ・・・・・政府予算編成の中で、概算要求基準とは別枠で確保する・・・・・・
        ・・・・・患者の自己負担額については、月額1万円程度から所得に応じて設定・・・・
        ・・・・・B型、C型肝炎患者は推定で約60万人
        ・・・・・インターフェロンによる治療で、B型肝炎の約4割、C型肝炎の約6割が完治
           するとされる・・・・
        ・・・・・現在の、医療費月7万〜8万円と患者負担は大きい・・・・・
                                               (07.10.28)

◎  平成19年12月議会 一般質問  
                                               (08.1.21)

◎ 政府は、平成20年度予算に、インターフェロンによる治療費の助成を計画
                             全国健康関係主管課長会議資料
   肝炎対策7年計画
      @所得に応じて、治療費の助成・・・・県へ半額補助して、県が実施
      A検査の実施
      B拠点病院の設置
      C啓発普及

◎ この度の政府の計画は、従来と比べ大きく前進したものですが、まだまだ検討すべき点が
  あります。
   既にB、C型肝炎ウイルスにより肝炎が進み、インターフェロンの治療が困難になり、
  肝硬変や肝がんに進行した人への治療費の助成がないことから、その対策や
  ウイルス肝炎患者の障害年金制度など生活支援対策などについて国へ要望する。
   そのため日本肝臓病患者団体協議会が中心になって署名活動に取り組まれています。
   ご賛同いただける方には、用紙をお届けしますので、ご連絡ください。(メール、または電話にて)

                                               (08.3.1)


◎ 4月1日から、インターフェロン治療に対して医療費が助成されます。

   昨年に議会で議決して、内閣総理大臣、厚生労働大臣をはじめ関係大臣に要望
   念願が稔りました


  C型肝炎対策
         インターフェロン治療に医療費の助成開始         

       4月1日から助成・受付開始

  <内容>
      ・ インターフェロン治療を受ける保険診療の患者負担(月額)について     
          患者負担額の上限
              世帯の市町村民税(所得割)課税年額に応じて、
              患者負担が1万円 (課税年額65000円未満)
                     3万円 ( 〃  65000円以上235000円未満)
                     5万円 ( 〃  235000円以上 )
          原則1年間

      詳しいことは、県保健所 
               県健康福祉局健康増進室へ

                              ご参考 特集31 C型肝炎対策
    

    説明会 開催

       県の担当者により
           4月11日 午後2時から
          北広島町図書館


 

                                                  (08.4.2)

            地方自治を確立する会 トップページへ戻る



   内閣総理大臣
   総務大臣
   厚生労働大臣   殿

  C型肝炎に有効なインターフェロン治療の患者負担全額国費助成に関する意見書(案)

  C型肝炎は治癒が難しい病気とされてきましたが、近年、治療に有効なインターフェロンが
 開発され患者やウイルス感染者は希望を見出しています。
  特に本町では、感染率が高く感染者が多い地域があり、インターフェロン治療に大きな
 期待を寄せているところです。
  しかし、インターフェロン治療は患者の自己負担が高額で長期間の治療が必要なうえ、
 治療期間中は副作用で体調を崩し仕事に差し支えることもあり、経済的・精神的負担が
 重く治療を断念せざるを得ない実情があります。
  放置しておくと肝硬変や肝がんに進行する恐れがあるので、早期治療が必要です。
  ついては、インターフェロン治療の患者負担を全額国費助成する制度を創設して予算
 措置してくださいますようお願いします。

  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

            平成19年10月3日
                              広島県  北広島町議会