山登り!
10月1日(金)
山登り!
5年生が臥竜山登山にチャレンジしました。
本来,北広島町内の5年生は,7月に2泊3日の民泊を行う予定でした。しかし,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりました。「民泊に代わる自然体験とやりきった成就感を」ということから,「登山」になりました。
新庄小の5年生が挑んだ臥竜山は標高が1,223mで,山全体が広島県内にある山,また北広島町内にある山では最高峰だそうです。
朝,8時40分にバスに乗り込み,約1時間かけて登山口まで行きました。
登山口では,芸北トレッキングガイドの方,北広島町教育委員会の方にお出迎えいただき,一緒に秋の山を登り始めました。最初は,ススキに囲まれた緩やかな坂道だったのですが,途中から岩場や木の根に足をかけながらのハードな山登りに変わっていきました。
登り始めて約1時間で8合目に到達しました。ここには自然の湧水があり,しばしの休憩中,子ども達も喉を潤したり,顔を洗ったりしました。
そして,山頂に向けてラストスパート。体力的にしんどそうな児童もいましたが,「もうちょっとよ」「がんばれ!」とお互いに声をかけながら歩くこと約20分。先頭を行く子ども達から「見えた!」という大歓声が上がりました。頂上に到達しても,最後尾を気にして声をかけてくれる子ども達。「あと少し」「もうすぐよ」その声に背中を押され,誰一人リタイヤすることなく,5年生13名全員が頂上まで登り切ることができました。
13名はやりきった成就感で笑顔いっぱい。みんなで記念写真を撮影し,待ちに待ったおいしいおいしいお弁当を食べました。少し肌寒いはずの風が疲れた体には心地よく,見上げた空の,雲の流れの速さに少し驚きました。
下山時も,8合目で一度休憩して,下りて行きました。
この臥竜山の登山中に,ヘビや超巨大なウシガエルに出会う等,子ども達にとっても忘れられない体験となりました。
一緒に登ぼってくださったガイドの方,教育委員会の方にお礼を述べ,登山道入り口でお別れしました。
「本当にお世話になりました。しんどかったけれど,最高に楽しかったです。」