大朝中学校「GIGAスクール構想」 についての基本方針


1.基本方針

GIGAスクール構想における1人1台の端末をはじめとするICT機器を効果的に活用することで,教育活動全体を通して主体的な学びの実現に向けた取り組みを充実させるとともに,コロナ禍にあっても学びを止めない教育の実現を図る。


2.ICT活用の基本的な考え方

(1)「教育目標を実現するための手段」として活用する
  主体的な学びの実現に向けて,一人1台の端末の活用することは「目的」ではなく,本校の教育目標を達成するための「手段」として活用する。

(2)生徒一人ひとりから生まれる疑問や考えを大切にするために活用する
  授業における生徒の「なぜ」「どうして」という疑問や新たな考えを大切にし,一人ひとりの子どもの興味・関心や必要感に根差した学びを実現するために活用する。

(3)授業のねらいの達成に向けた効果的な手立てとしてアプリを活用する
  授業のねらいを達成するために手段の一つとしてどのようなアプリケーションが役立つのかと考えて授業をデザインする。アプリケーションから授業を考えるのではなく,教師がつくりたい授業にアプリケーションが適しているか見定める。

(4)生徒が自分の答えを作り上げるために活用する
  「何かを覚える」「何かを教える」ためだけのICT活用ではなく,生徒が考えたり,対話したりして「自分で答えを作り上げる機会」として活用する。

3.今後考えられる主な活用

(1)授業での活用         ・端末をはじめとしたICT機器を活用した授業を効果的に実践する。

(2)家庭学習での活用      ・生徒が端末を持ち帰り,宿題等を含め,家庭学習に活用する。

(3)連絡事項やアンケート集約及び学習履歴の活用   ・ICT機器を通じて生徒の学習履歴を把握し,学習指導等に活用する。

(4)教職員の働き方改革の推進    ・ICT機器の活用により教職員の働き方改革を推進する。

(5)臨時休業時等における活用    ・臨時休業時等には,端末をオンライン学習(同時双方向通信など)に活用する。


4.オンラインを活用した授業づくりに向けて

想像してみる
オンラインとICTの活用は,今までの対面授業の否定ではなく,授業のバージョンアップとして考える。新型コロナウイルス感染症による影響等で対面授業ができないことも想像して,取り組んでいく。

挑戦してみる
できないからやらないではなく,できることから挑戦する。比較的慣れている手法を用いて,ICTを活用した授業を実践する。

研究する

オンラインとICTにもメリットやデメリットがある。デメリットを挙げるのではなく,試行錯誤の中から,メリットを見出しながら,より良い活用方法を研究していく。

5.教職員の指導力の向上
Classroomへの入り方,JamBoard,アンケート,ドキュメント,スライドの活用について研修

服務研修でjamBoardを活用して研修

 

6.大朝中学校 GIGAスクール構想に関わるロードマップ ロードマップ