ランブル広島の会  メンバーの句 


 
                        2016年12月号(No226号)より  
   
      
      海霧包む一湾音を奪はれし

     
稲架納む故郷の景納むごと  (推薦句)

    狛犬の見澄ます社叢初紅葉 

    台風の最中なれども米を研ぐ

    鍵穴へ先に月光差し込みぬ

    数へては数へなほして牽牛花

    駄句捨句迷へるペンの秋思かな

    コスモスに心残して別れけり

    上りより下り険しや秋の蝉

    新涼の朝を耕す草の畑

    グランドの白線目立つ秋日和

    野分立ちわが心まで波の立つ

    
                         琥珀集より

 

 瑠美子


  苦楽


  あつ子

 
豊月

  新治

 
蓮江

  洋子

 
千恵子
 
 
一葉

 
孝女

 
正景

  はるか


 
  
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   翠玉集、日差子集より

           
      野分晴駅へと急ぐ靴の音
        
              
   
  瑠美子