9月度吟行 「八幡高原に秋を訪ねて」

                                                
2021.09.19


 

     コロナ蔓延防止の為、今月もネット吟行への変更を余儀なくされた。 台風一過の
  生憎の小雨の中の撮影、晴れた高原の秋を紹介出来ず。 三段峡源流の聖湖を経て、
  八幡高原に! 色々な高原植物、知り得た「オタカラコウ」。 見回すと赤まんまが畑に?
  近寄ってみると赤色の蕎麦の花。 スマホで撮りにて、うまく撮れておらず紹介出来ないのが
  残念!  (10月には一面真っ赤になるとの情報)
  尾瀬に似た湿原を紹介出来ると思っていたが、雨&熊注意との標識に今回は断念する事に。
        

     写真1 八幡高原公園の道路。道路わきには一面の芒と秋茱萸の木
     写真2 聖湖畔の曲屋内の囲炉裏と自在鉤
     写真3 高原植物?沢山のオタカラコウが出迎えてくれた。


  
ネット吟行参加者の句
     
      小雨降る村の眠りや蕎麦の花            苦楽
      曲り屋に歴史語らせ秋の風            あつ子
      ダム底に消えし村々曼珠沙華           瑠美子
      層塔のかたちに露の雄宝香(おたからこう)   新治
      芸北に残る曲屋白障子               孝女
      湿原の風になびきぬ秋の草            千恵子
      秋霖やほつと一息囲炉裏端            蓮女
      みはるかす八幡高原蕎麦の里           晶子
      秋の雨八幡湿原隠したり              はるか
      泥はねのズボンに秋の雨の跡           奈央子

    その他紹介したい句
      「燕子花」の牧野の句碑へ秋の雨         孝女

      八幡湿原は「燕子花」の野生地で植物学者の「牧野富太郎博士」が二度も見え、
     句を詠まれています。  「衣に摺りし昔の里か杜若」
     尚この九月半ば過ぎにも、夏の勢いは無いも杜若が咲いていました。