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広島にてもコロナ感染者が増え始め、当月幹事の発案でネット句会とした。
ラインで撮影した景を皆で共有する事でネット句会開催が可能の為、皆ではなかなか
行かれない場所をと、世界遺産の石見銀山となった。
句作りの時間に余裕を持ってもらう為、１５日撮影、１６日投句・選句とした所、
天候にも恵まれ（当日１６日より梅雨入り）、広島コロナ非常事態宣言発令（１６日より）
下での他県訪問とならずに済み、「当月幹事は持っている!」 と思った次第！
写真1 五百羅漢の洞窟 羅漢寺
写真2 石見銀山名物・菓子屋 「げたのは」
写真3 龍源寺間歩 世界遺産となり整備されている。観光路は割と広い
坑道ながら、両サイドに人一人入れる程度の先の見えぬ間歩が無数に！
当日句
万緑や石見の国の赤瓦 苦楽
羅漢像笑顔泣顔若葉風 千恵子
青葉山背に白壁の代官所 孝子
滴りや間歩に残りしノミの跡 瑠美子
滴りや間歩の鉱脈覚めしかと 晶子
坑道を抜けたる先の緑かな 千恵子
山法師五百羅漢に父御座す あつ子
やさしさの傘の受け皿燕の子 蓮女
コロナ禍を夏のマスクの地蔵尊 孝女
青葉風止み間歩の闇なほ黝（くろ）く 新治
白壁の代官所跡新樹光 豊月
迫り来る五百羅漢や梅雨間近 はるか
名も無きの坑夫の螺灯月見草 奈央子
里若葉石見銀山史跡かな 五郎
広島ランブルでは月一回の吟行を行っています。 同じ景を見乍ら、句友はどんな句を
作るか、結果見落としていたもの、違った見方・表現に驚かされます。
皆様も吟行に参加してみましょう！
ネット吟行にはラインのビデオ・写真と夏雲システムを利用しています。 以上に加え
ビデオ通話にて句会を進行すればvirtualながらほぼ対面式に似た句会を愉しんでいます！