東京本部句会&忘年会

                                                 
19.12.29

   
   

     東京の句会に参加して
    
    東京には主宰が指導される3ヶ所の句会と5ヵ所のカルチャーセンターがあり、
    その内の3ヶ所の句会に顔を出し教えを乞う。
    広島からながらも、同じランブルのメンバーとして暖かく迎えて頂けるのが有難い!
    図々しくも東京合同忘年会にも出席、楽しいひと時であった。
    
    
 写真1 木曜句会後の反省会(飲み会) 於:代々木上原
      写真2 東京合同忘年会 於:高輪和疆会館
      写真3 東京合同忘年会に広島から参加したふたり

  
12月12日(木)
   主宰の句  山眠る風に聴きたる相聞歌
   主宰特選三句 
     雪吊や光の注ぐかたちして              知佳歩
     冬夕焼だんまりの穂の終りゆく            ちづ子
     綿虫にほど良き風のありにけり            ひとみ
   最高得点句
     落葉焚き日暮れはいつも山より来          苦楽

  12月20日(金)
   主宰の句  冬紅葉漏れ日に火の粉ちらしけり
   主宰特選三句
     段段に寒林の影踏み登る               千洋子
     闇を突く火の見櫓の眠らぬ火             ちえり
     やはらかき水をえらみて浮寝鳥            潤子
   最高得点句 
     払へども寄るは淋しら冬の蠅              東隆
     利口そうな顔の新巻鮭を買ふ             潤子
     書肆出でて時雨を帰る漱石忌             マノ

  12月21日(土) 兼題:聖夜、席題:二枚目
   主宰の句  一言を言へぬ聖夜の交差点
   主宰特選三句
     やうやくに癒えて聖樹の灯を仰ぐ           奎子
     子羊の笑顔ぞろぞろ聖夜劇              一与
     飛鳥路や二面石てふ石冷ゆる             さちこ
   最高得点句
     二枚目の札は「蝉丸」歌がるた             葉子
     手に取れば命の透ける雪蛍              留美子

   句会毎にそれぞれの好み・違いがありそれはそれで楽しい!