11月度吟行「東千田公園‐旧広大跡地」

                                                
 1911.17

    25
     

     東広島に移動した広島大学跡地ー東千田公園
    
     初冬の広大跡地を訪ねる!
    旧広大の面影はほとんど無く、正面入口の椰子並木とさび色の(旧理学部?)
    校舎が残るのみ。 巨大な敷地は一部が公園、放送大学として利用され、
    残りには高層マンションが立ちつつあった。
     公園では小犬を連れた親子連れが小春日を遊んでいた。
    平和に恵まれた日本!と思うひと日であった!
     
    

      写真1 カナダ楓の紅葉
     写真2 原爆追悼碑―巨大な巌の石組み
     写真3 公園内のレストランにて昼食(トヨタCLiPPにて)

  
当日句
   
        原爆も廃校も見て冬紅葉                瑞徳
        よちよちもよたよたも着膨れてをり           新治
        銀杏燃え光集めて天に伸び               松竹
        枯芝に座して触るる地球音               瑠美子
         クラクションの止まらぬ車園小春            千恵子
        終章を華やいで散る楓かな               あつ子
        冬木立続く狭間の二号線                孝子
        校舎跡を吾子に写すや蔦紅葉              蓮女
        うらおもて木の葉の模様確かめぬ           奈央子
        水彩の彩の滲みを冬紅葉                苦楽     

                                            参加者:10名
    

   広島ランブルでは月一回の吟行を行っています。 同じ景を見乍ら、句友はどんな句を
  作るか、結果見落としていたもの、違った見方・表現に驚かされます。
  皆様も吟行に参加してみましょう!

   句会では上枝(ほずえ)の句があり、反対は何という?との話も!  しずえ(下枝)。