四月度吟行「花見、広島城を水辺から眺める」

                                                
 18.04.01.

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     恒例の花見吟行、今年はどこで? 吟行幹事の発案で広島城の桜を水辺から鑑賞と! 
    昨年10月から運航開始の「広島城遊覧船運航」のサーヴィスでお濠巡り。
    広島城おもてなし隊による説明を聞きながら、桜の絶景を鑑賞致しました。
    今年はまだ知名度が低いのか、待たされる事無く無事乗船出来ましたが、来年は
    人気スポットになり、賑わうのではと!
     天候に恵まれた、一日の気持ちの良い吟行となりました。

     写真1 広島城おもてなし隊恋水姫(こいみずき)のスタッフ
     写真2 小舟上のメンバーの野郎ども 
     写真3 お濠より天守閣を見上げて

  
当日句
   
     戦なき堀を巡れば花の城                晶子
     学舎を鏡となして花の城                孝子
     鯱鉾もこいして見合う花見かな             松竹
     たまさかの再会花の導きに               新治
     花見舟広島城下万華鏡                 あつ子
     浮かれ女となりて花見や三鬼の忌           苦楽
     遊覧の舳先ひとひら花の舞               洋子
     道の辺の淀みにそそとすみれ草            孝子
     花いかだ見上ぐる鯉の寄り来たり           蓮女
     桜咲く遊覧船の別世界                 五郎
     堀めぐり桜めぐりし屋形舟               瑠美子
     盛り盛られ見上げし花の降り注ぐ           はるか
     
   広島ランブルでは月一回の吟行を行っています。 同じ景を見乍ら、句友はどんな句を
  作るか、結果見落としていたもの、違った見方・表現に驚かされます。
  皆様も吟行に参加してみましょう!

     落花いま奥千本を離れたり            ランブル 灰谷悠太