特集  15 
 平成17年〜18年大雪災害             

思い出したくもないが、昨年の大雪を振り返ってみましょう。
例年より早く17年12月4日から降り始めた雪は、そのまま根雪になってしまいました。





  2月中旬

 八幡地区
   県道八幡雲耕線

   八幡郵便局前

 家の隣も
   家かと思えば、
     除雪した雪を
  道路横に山積み







       

         平成19年12月 同じ場所 向こうに八幡郵便局が見える

         家の前に設置された板塀・・・・除雪の雪対策



                        (町建設課資料:広島県芸北地域事務所建設局提供)

   観測地点     12月18日   12月22日     2月9日    警戒積雪深 
八幡小学校付近    162cm    171cm    118cm     220cm
川小田 芸北支所付近    129    139    146    197
大朝 中三坂峠付近    112    106     78     85
志路原 道原商店付近    102     99     78
有田 サンクス付近     37     30     39






  芸北地域

 土橋生活改善センター

   12月21日朝
 
 建物が
   すっぽり
  埋まっています







   同じく土橋生活改善センターの夏












被害
     人身事故   死亡 1件  傷害 11件
     家屋被害   119件
     農業用施設  69件
     農作物     78.3ヘク
     公共施設    37件








除雪
     昨年、町建設課から各戸へ配布資料から

      1 除雪の基準  15cm以上になり、交通に支障が予想される時点を目安とする

      2 除雪時間    原則として午前5時から午後10時まで

      以下、11月の町広報と一緒に、「除雪基準」が各戸に配布されました。
      昨年12月議会で、
          「一般質問」の機会を得て、「除雪基準」の必要を訴えました。
          ルールどおり除雪することで、不満のない除雪を進めたいものです。

除雪費
  その年・平成17年度決算の町道等除雪委託料  2億1,279万円
                  (うち国の市町村道除雪費補助金5,000万円)
                  (うち県の歩道除雪委託金      147万円)

  その次の年・18年度決算の町道等除雪委託料    2,593万円 
                  
  平成19年度の除雪委託料予算       6,700万円






   とんどまつり

 1月9日
    筏津大歳神社
 
 例年は、あるかないかの雪
   今年は雪をかき分けて

  その数日後、
    神社の屋根の雪を
       降ろしました














     
                       八幡の茅葺の民家

            ビニールハウスの柱の部分が埋もれ、屋根の部分が残っています。




          
                雪に埋もれた民家  筏津
 


                年末の大朝は筏津



 翌年の平成19年の
   同じ時期
   同じ場所





















                                           (18・11.15)
                                           (18・12.25追記)

       

     寒曳スキーパーク
         中国シルバースキークラブ
              中国地方の60歳以上のスキークラブ
                 自分の技術と年齢に応じて・・・・無理しない 安全第一
                    でも、昔やってた じょうずな人もいて・・・・
                         同じような者が三々五々に滑ります
                    スキー講習会もあります


        


      大朝の 寒引スキー場
                はるばる三重県から親子で
  
               チャレンジ事業の対戦相手が交流で訪問

      スキー場は、たくさんの雪で助かりました。
         しかし、スキー客は伸び悩んだようです。




     

 畦が切れる

      「畦が切れたで  いつまでも炬燵のもりゅう しちゃーおれんで
                           だいごよー出して  苗代の支度せにゃあ 
 」
現代語訳
      「雪が消えて、畦が見えてきた いつまでも 炬燵(こたつ)にあたってはおられない
         駄屋(牛小屋)に溜まった敷き藁(わら)や牛糞を田んぼに出したり
                           、苗代(なわしろ)の準備をしなければ・・・」
              (昭和30年前後の、ゆったりとした時代のこと)

    さあ 春が来るぞ  春を待ち望む村人の気持ちのこもった方言 (方言集「おおあさ言葉」から)

    しかし、北広島町は広い
           写真は、大朝は筏津  遠方に見えるのは、筏津小学校跡の筏津芸術村
           同じ大朝でも、南の地域は既に、田んぼに雪がない 
                               しかし、日陰や吹き溜まりには まだまだ・・・・
           でも、千代田では、ほとんど
           芸北は、まだまだ ・・・・・・・

  12月からの雪 
        長い冬
           春が待ち遠しい日々でした


                                            (20.1.25 追記)

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