脱炭素生活 |
田舎の一軒家です
南向きの屋根に、太陽光発電と太陽風呂(ソーラー)
家の前の畑で野菜の自給
家の下手では、柿、梅、栗、銀杏、キウイ、イチジク、ゆず、茶ノ木、はぶそう茶を栽培
キウイは保冷すると、夏まで保存できます。
竹藪からタケノコも採取できます。
昔から、風呂は薪で沸かす。
灰は畑や山へ帰す。
左は風呂の焚口、五右衛門風呂ではなく、長四角の風呂です。1m近い薪が燃やせます。
平成12年から薪ストーブを導入
薪は、裏山の間伐材や伐採後の残り木など、およそ10年分を蓄えています。
庭木の伐採や廃材などの連絡をいただき、持ち帰ります。
薪割り・・・晩秋に山から持ち帰った薪を冬のうちに割ります。
健康にも良い運動になります。
家の裏の生け垣は杉・・・1年に1本刈って、焚き付け用の「杉の枝」にする。
時に、近くの杉林で「杉の枝」を集めます。
屋根に太陽風呂を設置する前は、裏の畑に御覧のように青シートで池を作って水を温めていました。
ベニヤ板を二枚並べ、柱の廃材を口の字上に置き、シートをかぶせる。
底に穴を開けて取水口を取付ける。これだと、工費はわずか。
家庭内で、いろいろ節電の工夫をしています。
その一つ。タイマーの活用。
テレビは付けっぱなしになりがち。
居眠りしたり、夜中に目が覚めるとテレビがついていたり。
関心のない番組もそのまま。
タイマーが切れた時、引き続き観たいなら再度セットする。
特に観たいと思わないなら、そのまま。
寝室の電気スタンドにも、タイマーを付けています。
我が家の太陽光発電について、参考までに「脱炭素効果」を試算しました。
平成27年の結果から、
<電気>
①発電量 11566kw
②電力購入量 5055kw
③自家消費量 7574kw
④電力販売量 9047kw
このことから、実質的な(純生産量)電力販売量は、
①-③=④-②=3992kw
よって、CO2削減(外部貢献)は、
3992kw×0.719=2870㎏/CO2
(0.719は、電力会社で1kwを発電する際に通常発生するCO2の量)
太陽光発電をしなければ、我が家は電力会社から購入するので、発電の全量を対象にしてもよいでしょう。
そうなると、CO2削減は、
11566kw×0.719=8316㎏/CO2
<灯油> 風呂を灯油で沸かす場合、1回で約3ℓを燃焼するそうです。すると、年間1095ℓ使うことになります。
よって、CO2削減は
1095ℓ×2.49=2726㎏/CO2
(2.49は、灯油1ℓを燃焼したときに出るCO2)
野菜や果物の自給、できるだけ徒歩、薪ストーブ、厚着・薄着などの効果もあります。
○ 森林の効果
林野庁の「森林による二酸化炭素吸収量の算定方法について」森林による二酸化炭素吸収量の算定方法について:林野庁 (maff.go.jp)
によると、
「36~40年生のスギ人工林1ヘクタールが1年間に吸収する二酸化炭素の量は、約8.8トン(炭素量に換算すると約2.4トン)と推定されます。」
とあります。
我が家には、約10ヘクタールの森林があります。
そのうち、桧の人工林が6ヘクタール。一応、下刈り、枝打ち、間伐などの手入れをしています。約35年生です。
杉と桧の違いがありますが、同じ針葉樹なのでこの推定値を適応して、
1ヘクタール当りの吸収量を8トン(8,000㎏/CO2)とすると、
6ヘクタールで 8.000×6=48,000㎏/CO2 48トンのCO2削減となります。
残る4ヘクタールは、雑木や桧の10~20年生の人工林です。
1ヘクタール当りの吸収量を2トンとして、
4ヘクタールで、 2,000×4=8,000㎏/CO2 8トンのCO2削減となります。
森林の年間CO2削減は、計56、000㎏/CO2
その他、果樹園や家の周りの植木もあります。
○2021年の正月は雪、雪、雪・・・
除雪機を使わずに、スコップで除雪
早朝は雪が軽いので、早めに除雪
降るはしから除雪
良い運動にもなります。
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