| シリーズ １９ |
秘めたる奥滝山峡と鎧滝 。 |
抜粋・「地方自治を確立する会」杉本武信
雄鹿原の平野を流れる大佐川が、人跡希な秘境に入る。
八幡原の柴木川が三段峡の別世界入っていくのと同じように、神秘に思う。
大暮（高野）川や丁川（溝口を流れる）もそうだ。芸北の人たちには別に変わった事ではないかもしれないが、平野を流れる川が再び人々の世界から遠ざかるのは、なんとも不思議だ。
よろいたき
雄鹿原を発する大佐川は、鎧滝へ。そして、松原川を下り、途中で大佐川と合流し、下山で滝山川と合流する。
この秘境は、家族づれで散策するとよい。
川に沿って、今では珍しい？舗装のない道を歩く。
夏は緑葉、秋は紅葉に囲まれる。
ゆっくり歩いて２時間、６キロ。途中で、大佐川の堰へ寄り道する。
車でもたどれる。
水力発電の勉強にもなる。
そして鎧滝。
これは、日を変えた方がよいかも知れない。
やや健脚向き、小学校の年長か、中学生。
垂直に谷を降りる小道は長い。
やがて、滝の音が聞こえてくる。
| 奥滝山峡 ・ |
国道１８６号線 下山発電所から 大佐川を登り、
松原川との分岐点で、松原川を登る
主要地方道旭戸河内線の橋山までの
林道下山橋山線 約６ｋｍの渓谷
これこそ 渓谷・・・秘境
ともかく一見にしかず
「 奥滝山峡 」 も、
紹介するＨＰは沢山あります。
今は、新緑
秋の紅葉も素晴らしいことでしょう
下流から歩いて
景色を楽しむのが一番
家族やグループで
連れだって歩けば
楽しいことでしょう
歩行に自信のない方は
自動車も可
渓谷に沿って乗用車が
通行可能な道路（林道下山橋山線）
但し、未舗装です
横断溝も露出で、バウンドします。
ゆっくりと・・・・
ガードレールなどありません
渓谷に見とれて運転を
誤らないように・・・・
大発見 と言っても失礼なことで、半世紀前に建設された発電所
資源の乏しい国の将来ためと、大変な労力がつぎ込まれたことでしょう。
地図上の 松原川の流れをＡ地点で堰き止め、トンネルで大佐川のＢ地点に送り、
大佐川の水と併せてトンネルで下山発電所へ送り、発電する
そして、王泊ダム下流の滝山川の水と併せてトンネルで加計の発電所に送る
安芸太田町の松原地区から流れる
松原川に
橋山川が合流して
奥滝山峡を下る
その途中で堰き止めて（Ａ地点）
トンネルで
大佐川へ送る
松原川から
トンネルで送られた水は
大佐川を
堰き止めた堰堤に注ぐ
（Ｂ地点）
松原川から送られた水と併せて
大佐川が堰き止められ
（Ｂ地点）
水はトンネルで、
下山発電所へ
下山発電所
国道１８６号線沿いの発電所
水は、
王泊ダム下流の滝山川へ合流して
再び堰き止められ、
トンネルで、加計の発電所へ
川の水は少なくなり、
渓流の魅力はやや落ちますが・・・
川底の岩まで見える良さもありますが
地球温暖化の問題が叫ばれる今日、
地形を最大限に利用した
水力発電の大切さが見直されつつあります。
渓谷には、名所や見所、歴史、発電のことなど、いろいろなお話があるようです。
地元の 斉藤茂明 さんは、奥滝山峡を大切に守っておられ、
要望があれば、案内していただけます。
右は、斉藤さん作成の絵地図 ⇒
国道から入って１．７ｋｍの
大佐川橋の駐車場・トイレのところで
この絵地図がいただけます
北広島町橋山１２２０ 電話 ０８２６−３５−０１０５
０９０−３７４０−３５７５
よろいたき
鎧滝
大佐川・・・・幻の滝
川小田から橋山の吉見坂へ大規模林道を行く途中、
生活環境保全林の桜広場で駐車して谷を降ること２０分余り
段々と滝の音が大きくなり、眼下に滝が見えてくる
神秘的で、一人だと怖い感じもする
滝の高さは１５ｍ 滝つぼの深さは７．５ｍ
雄鹿原の平野を流れる大佐川が、こんな険しい山の中に入り、神々しい姿を見せる・・・・
芸北の自然の大きさを感じます
「鎧滝」を紹介するＨＰは沢山ありますので覗いてみてください
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