フジ菜園通信 NO.61    2005.7.26(火)

田舎も捨てたもんじゃない?

 いや〜、毎日暑い日が続きますね〜。ここ芸北でも30℃を越す日が続いています。草刈をしていると、汗が滝のように流れ、はじめのうちは額の汗をふきながら作業するのですが、だんだんどうでもよくなって、ポタポタと流れるままに・・・。シャツは川へ飛び込んだようにびっしょりになります。でも、風呂上りのビールはおかげで最高の楽しみになっています。

さて、皆さんは「田舎」というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?自然がいっぱい、のんびり、空気がおいしい・・・といういいイメージでしょうか?それとも、雪が大変、閉鎖的、お店がなく不便、・・・というマイナスイメージでしょうか?ここに暮らし始めて、どれもが当たっていると思いますが、ただ一つ、どうしても我慢が出来ないことがありました。それは、「小学校へ入学したら、全員スポーツ少年団(以下スポ少)に参加すること」でした。子どもの人数が少ないがゆえに、全員参加となっていたのです。

一番上の子のカナがこの春に小学校に入学して、不安を抱えながら参加しました。毎週火曜日と金曜日、夕方5時〜7時です。1学期はソフトボール。(ちなみに2学期は剣道、3学期はスキーと決まっています)案の定というか、6月のある日、カナが友達の打ったボールを胸に当て、一時はどうなることかと心配しました。幸いたいしたことはなかったのですが、いい機会だと思い、指導者の方に、「低学年には無理があること」「全員参加というのは子どもの自由を奪っているのでは」等を理由に「参加を自由にして欲しい」ということをお願いに行きました。

それは大変勇気のいることでした。まだここへ来て間もない私たちが、今までずっと続いてきたものに(PTAの大会で発表までされたもの)に異議を唱えるということは、下手をすればここにもう住めなくなるということもありえることです。でも、スポ少を理由に転校された方もいることを直接聞いていたので、どうしても何とかしたかったのです。

その後、役員会を何度ももっていただき、結果的には、「子どもの体力、体調、個性に合わせ、参加するかどうか、親が判断する」というように変わりました。話せばわかってもらえるんだということがわかりました。思い切ってお願いに行ってよかったです。我が家にとって一山越えた出来事でした。

 

 

今週の野菜(10種類)

         キャベツ

今回でしばらくお休みです。

         ミニトマト

細長いのは新しい品種です。もらった苗を育ててみました。また感想をお聞かせください。

         ピーマン

初登場です。苦味は少ないと思います。

         ズッキーニ

あまりによくできるので、日曜市に36本出してみました。17本売れました。

         タマネギ

少しですいません。

         ネギ

         キュウリ

最盛期です。

         モロッコインゲン

初登場です。

         インゲン

         ナス

来週の予定

 ニンジン、コマツナ、ズッキーニ、ネギ、ニラ、キュウリ、ミニトマト、ピーマン、ナス、モロッコインゲン

 

あとがき

 カブトムシがいっせいにさなぎから孵って子ども達は大喜び。(上写真)毎日保育園に一緒に登園しています。

 

 藤本 克志

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