フジ菜園通信 NO.60 2005.7.19(火) |
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ジャガイモの収量の差 どうも、18日ごろ梅雨が明けたらしいですね。夕立は毎日のように降っていますが、連日30度をこす暑い夏がやってきました。畑の夏野菜はぐんぐん大きくなり始めました。ミニトマトは収穫ラッシュを迎え、キュウリも最盛期です。例年、梅雨明けと同時にトマトは一気に病気が広がるのですが、米ぬかをハウスに撒いたおかげか、今の所あまり広がっていません。 さて、先週、雨が上がったので腐ってしまわないうちにと、あわててジャガイモを収穫しました。男爵がコンテナ2箱分、メークインが3箱分とまずまずでした。しかし、どちらも同じように3筋ずつ植えたのに、この差はどうしてでしょうか?皆さんはどう思われますか? メークインという品種が特別、収量の多いわけでも病気に強いわけでもありません。ほぼ同じ場所に植えたので、日当たりや畑の養分、水はけなどが違ったわけでもありません。実は、心当たりがあるのです。植えて、芽が出たころは特に差があるようには見られませんでした。ところが、花が咲き始めるころ、男爵の方はだんだんと黄色くなって茎葉が枯れていきました。これがそのまま収量の差となったようです。 ではどうして男爵のほうは早くから枯れていったのでしょうか?よくよく考えてみると、これは種芋の違いであることに思い当たりました。メークインのほうは半分以上の種芋がお店で買ったものでしたが、男爵の方はすべて去年我が家でできた芋を種芋として使ったのです。インターネットでこの違いを調べてみると、自家製の種芋ではできないことはないが、ウイルスがいて病気にかかりやすいのだそうです。(食べるのには支障がありませんのでご安心を) ↓収穫したジャガイモをより分ける子どもたち 今週の野菜(8種類) ・
じゃがいも(メークイン) 保存は日の当たらない涼しいところで。これから1月に1 |
度の割合で定期的に入れます。 ・
キャベツ そろそろ畑にも数が少なくなってきました。 ・
ミニトマト 初登場。日がよくあたるようになってあっという間に赤く熟れてきました。ただし、まだ地中に水分が多く、去年のように甘くなるにはもうしばらくかかりそうです。 ・
ネギ ・
キュウリ しばらく毎週入れます。我が家では子どもが一番好きで、あっという間に食べてしまうので、はじめから食卓に出さずに、子どものおなかが膨らんできた後半にそっと出すという技を使っています。 ・
ニラ 新芽がだいぶ伸びました。 ・
インゲン だいぶできてきました。しばらく毎回入れます。 ・
ズッキーニ 相変わらずよくできます。大きくなりはじめました。 ・
ナス 初登場。柔らかくて、甘みがあって、最高ですよ! 来週の予定 タマネギ、キャベツ、ズッキーニ、ネギ、ニラ、キュウリ、ミニトマト、ピーマン、ナス、インゲン あとがき 梅雨が明け、夏野菜がぐんぐん大きくなるのはいいのですが、一緒に雑草もぐんぐん大きくなっています。また今週から草とりの毎日になりそう・・・。 藤本 克志 〒731−2202 Tel/Fax(0826)38−0721 E−mail katushi@vega.ocn.ne.jp ホームページアドレス http://www12.ocn.ne.jp/~katushi/ |