早くも宅配も4回目になりますが、虫食い野菜には慣れていただけたでしょうか?できるだけ少なくしようといろいろやってみるのですが、まだまだ不十分で申し訳ありません。できれば虫食いの穴はないほうが気持ちよく食べられますよね。

僕も昨年は虫食い野菜に抵抗がありました。「無農薬有機農業の安全な野菜が食べたい」と思っていても、それまで穴の開いた野菜なんか食べたことがなかったのですから。なんとなく気持ちが悪かったのです。やっと最近慣れてきて、これが当たり前と思えるようになって来ました。いも虫の1匹や2匹、一緒に食べているかもしれません。

当たり前と言えば、有機農業の盛んな国では虫食いは当たり前。虫食いがないほうが気持ちが悪いそうです。以前の日本もそうだったのでしょう。だんだんときれいなものがいいと慣らされてしまったのかもしれません。実際、虫も食わない野菜なんて人間が食べて大丈夫なのか怪しいもいのです。

確かに日本の野菜は異常と思えることがたくさんあります。曲がったキュウリはまったく売れないそうですね。だからスーパーに出回っているのはまっすぐにピンと伸びたキュウリだけです。農家もまっすぐな型に入れて育てるそうです。味はまったく同じなのに。子どもたちはきっと「キュウリはまっすぐのものだ」と思っているでしょう。もうすぐクネッと曲がったきゅうりが届きますのでお楽しみに。

←愛車の軽トラ。今年3月購入。

虫食い

No.4  2003.6.24

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フジ菜園通信