フジ菜園通信 NO.21    2003.10.21(火)

虫たちの秋

 すっかり朝晩冷え込むようになりましたね。こちらでは霜が降り始め、朝は一面真っ白です。おかげで夏野菜はすっかりしおれてしまい、いよいよ冬が間近かという感じになってきました。

 さて、こういう時期ですから畑の虫たちも冬ごもりの準備です。多くの昆虫は卵で冬を越します。ぼくは小さい頃、昆虫が大好きで、いつも何か飼っていました。気になる今の時期の虫たちの様子を少し紹介します。

 カマキリは、ぼくの好きな昆虫のひとつです。あの三角の顔に2本のカマ、かっこいいではありませんか!でも今年は不思議なことにほとんどカマキリと出会うことがありませんでした。それが先日、おなかの大きなメスのオオカマキリを見つけました。きっともうすぐたまごをどこかに産み付けるのでしょう。犠牲になったオスのカマキリはおなかの中でメスの栄養になっているはずです。交尾のあと、オスは食べられてしまうからです。飼っていたオスがメスに食べられて大泣きしたのを思い出しました。

 こおろぎは今、子どもたちが捕まえた8匹が弱弱しく虫かごの中で鳴いています。部屋の中は暖かいのでかろうじて生きていますが、自然のものはもうほとんど鳴き声を聞くこともありません。メスは大きな腹をしており、もうすぐ地面の下にたくさんの卵を産むでしょう。

 ちなみにゴキブリも昆虫ですが、ここ芸北にはいません。でも、おかあちゃんの悲鳴は芸北に来て増えました。それは、6〜7cmもあるクモが部屋の中にしょっちゅう出てくるからです。おかげでこっちもしょっちゅう悲鳴にびっくりさせられます。クモさん、お願いだからなるべく出てこないでね。

今週の野菜

          チンゲンサイ なかなかいい出来です。

          ビタミン菜 我が家では毎日のように食卓に上がっています。

          サラダ菜 少なくてごめんなさい。

          ニラ 霜が降りたのでこれでおしまいです。

          ニンジン びっくりするぐらい大きくなりました。

          サツマイモ 量はあまり取れませんでしたが、収穫を延ばしたぶん大きくなりました。

          おまけ 何が入っているかはお楽しみ。

 

あとがき

 またパソコンが起動しなくなってしまいました。おかげでまたリカバリに一日つぶれました。もう壊れてくれるなと祈るばかりです。

 

 藤本 克志

 〒731−2202

 広島県山県郡芸北町溝口1859−1

 Tel/Fax(0826)38−0721

 E−mail katushi@vega.ocn.ne.jp